ここでは「上村彰洋氏」使用の道具の少し秘密が載っているよ。
三味線
もちろんハンドメイドの品物。作者は亡くなった。 楽器は使えば使うほどに奏者に応えた音色を出すとか。
撥
津軽撥…鼈甲一枚甲でないと良くないんだそうです。それに製作時に熱を加えすぎると良くないんだそうです。鼈甲そのものの柔らかさや粘りが良いそうです。
駒
昔の合掌造りの家を解体して出た「スス竹」を使っているそうです。若い職人さんに作って頂いております。
音緒
京都の組み紐屋さんのハンドメイド。堅くて長持ちだそうです。
指すり・指かけ
毛糸が一番良いそうですよ。作って頂いております。
胴かけ
津軽塗りが個人的に好きなようです。津軽のバカ塗りと言ってウルシが沢山使用されているそうですよ。
皮
自分で皮張りをしています。
やはり自分が気に入った音色を求めるならば、自分で皮張りをするしかありません。職人さんは破らないように張るから求めてる音にはなりません。